既製品の内窓を自分で取り付けてみたいがどんな工具が必要なのか、と疑問に感じていませんか？
実は内窓の設置にはそれほど多くの工具は必要なく、人によってはおうちにある工具で事たりるかもしれません。
LIXIL（リクシル）の内窓「インプラス」を複数箇所に設置した私が必要な工具の説明をします。
あわせて、手にして良かった商品を紹介しますのでぜひご覧ください。
簡単に付けるには工具が必須です
後付け内窓に絶対必要な工具5選
必要な工具です
番外編：水平器
取り付け説明書には記載されていませんが、まずは窓枠が斜めになっていないか簡易的にスマホで調べることができます。
- iPhone→計測アプリ→水準器から
- Android→水平器や水準器でアプリを検索
スマホ本体を使って窓枠の傾斜が簡易的にわかります。注文前におうちの下調べを済ませましょう。
①コンベックス
この画像のコンベックスは手を離しても測定値を示したままロックされているので非常に使い勝手が良いです。
業者に取り付けをお願いするとしても、見積もり時にあらかじめこちらから大体の寸法を提示できるので話が早く進むでしょう。
長さは色々ありますが一番大きい窓枠のサイズ以上のメートルのものであれば良いです。
内窓を付けるにはコンベックスが必須になります。
ポチップ
②さしがね
差し金とか指矩（さしがね）とか呼ばれるコレです。直角がわかるので窓枠の状態が一瞬でわかります。
実は私は持っていませんでした、定規で良いだろうと。後から買って先に買っておけば良かったとすごく感じた一品です。
採光のためのFIX窓に当ててみると、見なかったことにしたくなりました。でも最初にわかっていたほうが心の準備ができますね。
「窓枠の有効寸法を測る時」もさしがねがある方がスムーズに測れます。
ポチップ
③インパクトドライバー
自分で取り付けるとなるとインパクトドライバーが必要になります。
「インプラス」だと1セットあたり20カ所ねじ止めしないといけないので腕力に自信がある人でも厳しいです。
私は価格がお手頃だったハイコーキの10.8Vのものを選びました。ちなみにYouTubeで紹介されている方がいたのですごい参考になりました。↓
ボルト数が小さいと力が弱いのかな？と思っていましたが、充分なパワーです。逆にこれ以上必要な人は本職かそれに近い方かと。
私のような少しのDIYにはある程度のパワーと女性でも大丈夫な本体の軽さがポイントになります。
穴あけ作業は本来であればドリルドライバーを使用するのが良いそうですが、家じゅう穴だらけにするわけでもないのでインパクトドライバーで代用しました。
インパクトを使用しない時はクリーナーにバッテリーを付け替えてお掃除に使えるのでとても良い買い物でしたよ。
ポチップ
④ドライバービットとドリル刃
No.2サイズの＋（プラス）ビットは購入したインパクトドライバーに1本ついてきました。
2㎜の下穴を開けたいのと、ビットの欠けや紛失時に備えセット品を購入。
⑤＋プラスドライバー
これはみなさんお持ちだとは思いますが、一般的なサイズであるNo.2サイズのプラスドライバーが必要です。各調整にも使用します。
窓枠が石膏ボードの時に必要なもの
上記①から⑤までの工具に加えて
>>出窓に内窓を付ける時など窓枠が石膏ボードの時に必要なものです。
ボードアンカー
これがあれば石膏ボードにネジを効かせられます。内窓に添付されているネジでは短くて効かないので、あわせて少し長い皿ネジを用意します。
ポチップ
石膏ボードの見分けかたやボードアンカーについては詳しくこちらの記事で紹介しています↓↓
木工用ドリル刃
ボートアンカーに対応しているサイズのものが必要です。（トリプルグリップであればドリル径6.0㎜）
あったら便利な簡単ツール
内窓の取り付けには必要ないけれど、あれば便利なものを紹介します。
クリーナー
インパクトドライバーは普段使わないので同じハイコーキの10.8Vのクリーナーを購入。バッテリーが活用できます。
ゴミを吸い取った後は本体をねじってふたを開け、そのままゴミ袋へ投入するタイプです。
子供が汚したらすぐ使えます
我が家はコードレスの掃除機が無かったので階段の掃除が楽になりました。家庭用の掃除機に比べるとやはりパワーは劣りますが素早くかけられるので重宝してます。
ポチップ
ガラスシクネスゲージ
これを使えばご自宅に今付いているガラスの厚さと複層ガラスであればその間の層の間が測れます。
なぜこれを入手したかというと結露がすごいのでひょっとして中間層が薄いタイプの複層ガラスなのか？と思ったからです。（実際はちゃんと12㎜ありました）
- 複層ガラスは赤矢印→3㎜、青矢印→3㎜
- 単板ガラスは3㎜
- 複層ガラスの間隔は12㎜
- トラックフロントガラスは約6㎜（合わせガラスでガラスが5㎜・中間層が1㎜以下）
ガラスに対して45度になるようにセットするとガラスに反射して測定できます。慣れるまで少し時間がかかりますが、取り外せないFIX窓の厚さもこれで測ることが可能です。
デメリットは反射を利用するので目隠しガラス等反射しない窓には使えない点です。
ポチップ
絶対湿度計
私達が普段見ている湿度は下部の相対湿度という湿度です。この「みはりん坊W」は乾燥指数（絶対湿度）がひと目でわかります。この絶対湿度を使って結露の対策もできます。
持ち運びに便利なタイプはこれ↓
ポチップ
卓上タイプはこちらです↓
ポチップ
まとめ：最適な工具で安全にDIYを
この記事では内窓を取り付ける時や取り付けた後に役に立つ
- 後付け内窓に絶対必要な工具５選
- 窓枠が石膏ボードの時に必要なもの
- あったら便利な簡単ツール
をご紹介しました。少しでも参考になることがあれば幸いです。
>>内窓を取り付けた後の結露と温度の変化の記事も合わせてご覧ください↓↓
