内窓を解説してしばらく経ちますが、三協アルミの内窓「プラメイク」の現物を見たり触れたりする機会がこれまでありませんでした。
三協アルミのショールームがあるのは知っていたのですが、札幌のショールームは事前の訪問予約が必要であり、休みが前日の夜に決まる私ですがやっと行くことができました。
先に結論ですが三協アルミの内窓プラメイクは他メーカーの内窓と遜色なく、快適な生活を実現できる商品かと感じております。
- 三協アルミの内窓「プラメイクEⅡ(読み:いーつー)」について知りたいかた
- 「プラメイクEⅡ」と北海道仕様の「プラメイク」の違いを知りたいかた
三協アルミ札幌ショールームの外観と内観を写真付きで紹介
札幌ショールームの外観

外観はこんな感じでこじんまりとしており、LIXILやYKK APのショールームと比較してしまうと小ささは否めません。
札幌ショールームの内観

受付はこんな感じ。時間を決めて電話で予約して行ったのですが受付は無人でした(笑)。
気兼ねなく撮影させて頂くことに。
実物を見てわかった!三協アルミ「プラメイク」内窓の特徴とは

↑ちょうど同じサイズのテラスタイプの内窓が左右に設置されていたので比較できました
写真左側が「プラメイクEⅡ」です。標準仕様となり、印象としてはYKK APのプラマードUにとってもよく似ていると感じました。
写真右側が「プラメイク」(北海道限定仕様)です。カラーはホワイト色とクリアライト色の2色のみ。印象は内窓プラストにとってもよく似ています。


標準仕様 vs 北海道限定仕様を比較!違いはどこに?
下枠の比較

右:プラメイク(北海道)、丘レール
引き違い窓は両方ともに凸レール、間仕切レールが選べ、北海道仕様は+丘レールが選択可能。
上枠の比較

右:プラメイク(北海道)
一瞬しか見なければプロでも左がプラマードU、右が内窓プラストだと思うはずです。
内窓プラストについてはこちらの記事で詳しく解説しました↓

北海道限定仕様の「ここがすごい」ポイントを解説
二重枠と上枠のクッション材で気密性UP
内窓プラストが家に付いている私ですら「これプラストじゃないの?」と勘違いするほどプラスト似のプラメイク(北海道)。
ただプラストのように内窓が重なる召し合わせ部分の「煙返し」や敷居溝の隙間を塞ぐ「スプリング式スライドピース」は見当たらなく、閉めた時のピタッと感などを比較するとプラストに軍配が上がるかなと。
でっかい戸車も確認

テラスタイプのプラメイク(北海道)の障子の下も確認したかったのですが、さすがに外してひっくり返したら怒られると思い断念……。多分ついてますね。
ガラスの選び方は?

三協アルミではガラスは製造していませんが、セットされているガラスは
Low-E・ガス入り・樹脂スペーサー、を確認できたので取扱店に相談していただくと柔軟に対応してもらえるでしょう。
カラーバリエーションをチェック!内窓プラメイクの色展開

クレセントと引手のデザイン・使いやすさをレビュー
クレセント

プラメイクEⅡの引き違い窓にはうっかりミス防止の空かけ防止機能付クレセント。
プラメイク(北海道)にはオプション品となっています。
引手

↑プラメイクEⅡの引き違い窓には手がかけやすい彫込引手。オプションでL型引手あり。
↓プラメイク(北海道)は全体的に段差ができていてそこに手をかけて開閉。

実際に両方とも試してみましたが、違和感なく開閉ができました。
他メーカーとの内窓比較!リクシル・YKK APとどう違う?

内窓の基本的なメリットの断熱・遮熱効果や結露の軽減などはガラスが同じものであればLIXILのインプラスやYKK APのプラマードUと同等程度の性能が得られると思います。
もし»比較見積もりして価格が安ければお値打ちかと感じます。
↓インプラスとプラマードUの違いについてはこちらをご覧ください。

玄関ドアなど内窓以外の展示も充実!三協アルミの魅力




まとめ:三協アルミの内窓をショールームで体験してきました
なかなかホームセンターなどでも内窓プラメイクには出会えず、ショールームにて初対面となりました。この記事がどなたかのお役にたてば幸いです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました
LIXILとYKK APのショールームに行った記事も良ければご覧ください↓↓
