冬の部屋の窓の寒さや結露にうんざりしていませんか?
隙間テープやプチプチシートを買ってきて貼り付けてはみたが、あまり効果が感じられず悩んでいる。以前の私もそうでした。
実は内窓(二重窓ともいいます)を取り付けることにより寒さや結露の対策になります。なぜなら窓と窓の間に空気層ができ、断熱効果を得られるからです。
私は自分でLIXIL(リクシル)の内窓を複数注文しDIYで取り付けました。この記事ではDIYの方法のまとめを書きました。詳細な記事は各項目ごとに書きましたのでそちらをご覧ください。
この記事を読むとご自身で内窓を取り付けられるかの判断ができます。
結論は寒さや結露には内窓の取り付けがベストです。外窓を交換する方法もありますが、何カ所も交換すると多額の費用がかかります。
内窓を入れるとは窓を追加すること
内窓についての説明と効果
今付いている窓枠が目で見てゆがんでいたり、雨風が入ってくる又は使用に耐えられないくらいに汚損している。
そういう状態でない限り今の窓をそのままにして室内側にもう1セット窓を追加する、これが内窓を入れるということです。
結果として今ある窓と内窓の間に空気の層ができ、外の温度を緩和して朝の結露も軽減されます。
冬の寒い時期に取り付ければたった5分で違いがわかります、ウソに聞こえるかもしれませんが笑ってしまうくらい体感できます。
詳しくはこちらの記事で紹介しました。
>>【インプラスで対策】結露の原因→温度差が「内窓・二重窓」で改善!
今まで寒くて入らなかった部屋に子供達が入っていきます
自分で内窓を取り付けた様子を紹介
そうは言っても業者が家に入ってくるのが抵抗がある、自分で付けられないものか?そう考えるかたもいると思います。
そこで窓の知識も経験も全く無い完全素人の私が近所のホームセンターに行き、注文した後3カ所にLIXIL(リクシル)のインプラスという製品の内窓を自分で取り付けた様子を発信しました。
失敗も隠さず報告していますので、皆さまにはご自身で取り付けが可能かあるいは面倒そうだから業者に任せるか判断する一助になればと思います。
※なお前提条件として持ち家の一軒家でお話ししています。(>>例:我が家)
マンションに関してはこちらの動画がわかりやすいです↓↓
マンションにも内窓は取り付けできますが、別途「ふかし枠」が必要なケースが多いです。
内窓を自分で取り付けるメリットとデメリット
自分の家の事は何でもチャレンジしてみたい方はぜひやって頂きたいですがデメリットもあるので注意してください。
- 業者が家に来ない
- 工賃分の料金が浮く(材料費のみで済む)
- DIYの勉強になる
- 特注品なので返品ができない(採寸を間違えて大きすぎれば無駄金に…)
- 自分の時間を使う
- リフォーム補助金が受けられない
特に補助金に関しては一旦事業者に交付してからリフォームする方に還元される制度なので、自分で取り付けて安く済ませるつもりが結果的に大差なかったということもあり得ます。
>>DIYより安くなる、2024年知らないと損する高断熱窓補助金制度が決定しました。
リフォームは自分でするのではなく業者にお任せしたいというかたはこちらの記事をご覧ください。
>>窓の断熱リフォームおすすめは?信頼の業者選びは【一括見積もり!】
最初に取り付け箇所の採寸をして注文
内窓の設置にあたり、寸法を測る作業が1番重要になります。品物が届いてからは取り付けるだけなので間違わないよう注意深く採寸します。
- 内窓を取り付けできるかの確認
- 窓枠の確認(四隅が木製枠か?カーテンレール等の確認)
- 取り付けスペースの確認(足りなければふかし枠の設置)
- 窓枠の内側寸法を縦横3カ所ずつ採寸
- ホームセンターに行き注文(サイズとガラスの種類を選択)
①から⑤までの流れをこちらにまとめました。
>>リクシルの内窓インプラスDIY5ステップ!採寸〜注文まで順序を解説
内窓の実際のDIY取り付け
品物が完成した後、実際の取り付けの作業に入ります。注意しなければいけない点など、作業中の写真を交えながらできるだけ詳しく解説しました。
また取り付けた約縦1.2メートル横1.7メートル程度の開口部に入れる複層(2枚)ガラスの重量は15kgでした。引き違いなのでこれが2セットになります。
ガラス参考値は13kgでしたのでフレーム部分が2kgになります。インプラスを持ち体重計にのり測りました。
毎日仕事で重量物を運ぶ私でも2階に2セット持って行くのは大変だったので、例えば女性1人ではキツいかもしれません。
割れ物だと思ったらさらに重く感じました
作業の様子はこちらに記載しました。
>>寒い出窓をインプラスでふさいだ施工例【防寒と結露に効果抜群】
DIYで失敗したところを公開
人間誰しも間違いはあります。本当は全部上手くいきましたと言いたいところですが、色々失敗しました。
- インプラスのカラーの選択ミス
- 採寸の場所が少し違っていて、取り付け作業時に発覚
- 逆勝手タイプがあるのを知らずに1枚目と2枚目の開きかたがチグハグに…
こうしてネタになっているので結果オーライということで
詳しくは、
>>【実例】内窓DIY作業と採寸で失敗→後悔した3選を一挙に公開!に記載しました。
取り付け時はこんな工具を使用
人生初DIY(というのか?)に合わせてインパクトドライバー等を購入しました。
ついでにあると便利そうな興味を持ったものも買ったので合わせて紹介させて下さい。
>>後付け既製品「内窓&二重窓」を簡単に取付できる【工具5選】を紹介!
人気インプラスとプラマードUの比較
LIXILとYKK APの実際の2つのメーカーの比較を画像を使って比較しました。(プラマードUは10年ものですが…。)
同じガラスの種類であれば性能に大差はないですが細かいところが両メーカーで違いがあるので比較記事を書きました。
>>【色や性能の違い】内窓2強インプラスとプラマードUを比べてみた!
ホームセンター毎にも得意な(付き合いの深い)メーカーがあるのでご近所のホームセンターのリフォームコーナーをまず見にいくのが良いかもしれません。
ご近所にショールームがあるかたは実際に目で見て触れられるので、見学に行くのも良いでしょう。こちらの記事で紹介しました。
>>【窓リフォームの種類もわかる】LIXIL とYKK APのショールームを見学!
まとめ:内窓DIYの施工方法を順番に紹介しました
冬の窓際の寒さや結露には内窓を取り付けるのが良いということを紹介し、合わせてDIYでの採寸や取り付けの様子を失敗例を交えながら解説しました。
個人的には雪のたくさん降り積もっている厳寒期でも室内の作業のみで内窓の設置ができることはリフォームの敷居がとても低く良いと感じました。
各記事でご自身の取り付けが可能かどうかの判断ができましたら幸いです。
2024年も高断熱窓リフォームに50%相当の補助金制度が決定されました。「先進的窓リノベ2024事業」といいます。
この制度が使える間はDIYよりも安く窓リフォームができますので、ぜひ利用を検討してみてください。↓↓
最後までご覧いただき、ありがとうございました