- 窓の結露に困っている
- 家が寒くて光熱費も高く震えている
- 内窓等でリフォームをしたいが予算が少なく諦めた
そんなあなたに、朗報です!新しい補助金事業がスタートします。
特に高断熱窓でリフォームをする場合補助率は50%相当、簡単に例えると大好評だった「Go To キャンペーン」と同程度と言えば想像しやすいです。
(選択する内容によっては50%以上の補助率になります)
この記事では超お得な「先進的窓リノベ事業」を中心に書きました。
私は>>DIYで内窓を設置して>>その効果をブログを通して発信してきましたが、今回の窓リノベ補助金事業が始まったことにより、より一層おすすめ度合いが高まりました。
こんなに良い機会はもうないかもしれません
この制度はリフォーム事業者に補助金を申請してもらう必要があり、DIYで設置しても補助金は申請できません。>>私のように失敗する心配もなく、安心してプロに工事をお願いできます。
1戸あたり合計補助額5万円から申請できますので、工事箇所が少なくても利用が可能になります。窓断熱リフォームを考えているかたは最高の制度ですのでぜひご利用を検討してください。
>>「住宅省エネ2023キャンペーン【公式】」の総合サイトはこちら
>>そもそも結露がなぜ発生するのかの仕組みや防止の対策を知りたいかたはこちらの記事をご覧ください。
「現役リノベーションの営業+現場監督」が運営する「リフォーム学」様の動画↓↓
気になる各メーカーの納期も動画内で解説されています。
5月26日現在、内窓の納期が通常の納期より大幅に遅延しています。
体制強化に伴い、今後改善が期待されますので最新の情報をお待ちください。
また、予約申請について詳しいリフォーム業者に相談することをおすすめします。
3省連携の補助金がスタート

国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して住宅の省エネ化の支援を強化することが閣議決定されました。背景にはエネルギー価格の高騰などへの経済再生対策が挙げられます。
ガスも電気も値上げで国民は困っています
3省連携ワンストップ補助金とは、補助の箇所が重複しない場合に併用申請が可能。つまり、うまく組み合わせてリフォームできます。
- 「こどもエコすまい支援事業」
- 「給湯省エネ事業(高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金)」
- 「先進的窓リノベ事業(断熱性向上のための先進的設備導入促進事業等)」
とまるでマンガの最終奥義のような長い名前ですが、最終奥義にふさわしい補助額が高断熱窓はもらえます。
こどもエコすまい支援事業

- 子育て世帯・若者夫婦世帯による新築住宅の取得
- 住宅のリフォーム(何歳でも可能)
になります。こちらは補助金額が上限に達したため終了した「こどもみらい住まい支援事業」の後継事業です。リフォームに関しては一部を除きほぼ前回と同じ内容になります。
先進的窓リノベ事業との違いはこちらの記事にまとめました↓↓

高断熱窓と一緒に外壁や屋根、天井や床の断熱改修をしたい場合はこの支援事業を併用することができます。そのほか色々なリフォーム内容にも対応していますので一度ご覧になってください。
※当サイトの性質上、新築住宅については説明を割愛させてください。
給湯省エネ事業(高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金)

【経済産業省】給湯省エネ事業(高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金)は、その名の通り高効率給湯器を設置する際に補助金が頂けます。
家庭用燃料電池 (エネファーム) | ハイブリッド給湯機 (エコワン等) | ヒートポンプ給湯機 (エコキュート) | |
補助額 | 15万円/台 | 5万円/台 | 5万円/台 |
先進的窓リノベ事業(住宅の断熱性向上のための先進的設備導入事業等)

予算に対する補助金申請額の割合(概算値)
先進的窓リノベ事業の5月26日午前0時時点の補助金申請額の割合(概算値)は
23%になります。(100%中)

補助金の概要
【経済産業省・環境省】先進的窓リノベ事業(住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業等)
熱貫流率が1.9以下の(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)にリフォームすることにより、1戸あたり最大200万円の補助金が交付されます。
(>>熱貫流率やLow-Eガラス等についてはこの記事で説明しています)
※合計補助額5万円未満は申請不可。
一番のポイントは住宅所有者等がリフォーム事業者に工事を発注しないといけない点。つまり自分で購入・取付(DIY)を行うと補助金の申請はできません。
補助額が大きいのでむしろDIYより安く設置できます
補助対象期間
- 令和4年11月8日から令和5年12月31日までに工事請負契約を締結したもの
- 工事の実施を事業者登録の後に着工し、令和5年12月31日までに完了するもの
上記両方を満たし、期間内に申請が可能なものになります。
※事業者登録は令和5年1月中旬からですが、以前の「こどもみらい住宅支援事業」で事業者登録を受けていれば、事務局開設以降(もう開設しています)に工事を着工したものが対象に。
まとめると、リフォーム事業者に
そちらで「先進的窓リノベ事業」補助金使えますか?
と確認をとれば良いことになります。
また登録された製品のみに補助金は使えるので、リフォーム事業者に併せてお願いする形になります。
リフォーム事業者も補助金活用を激推ししている動画はこちらです↓↓
交付申請
- 交付申請時期は全ての工事の完了後
- 交付申請時期は令和5年3月下旬から遅くとも令和5年12月31日まで
ですので、支払い方法や補助金の扱いについて事前にリフォーム事業者と相談し、取り決める必要があります。
注意点
- 同一開口部について
下の画像を参照してください。

早めに工事をするメリット
- 内窓設置は>>早期に効果が体感でき、>>光熱費も下がる
- 予算(1000億円)が無くなれば終了に
予算は十分にある感じがしますが、こちらの補助金制度は法人でも使えます。例えば賃貸マンションのオーナーが建物全部の窓を断熱改修する場合などです。
以前の「こどもみらい住宅支援事業」は一度予算が追加され期間が延長されましたが、結局4ヶ月前に予算が無くなり、いきなり終了しています。
窓のリフォームを検討していたかたはすぐに行動することがおすすめです。
外窓の交換(カバー工法)は1箇所あたり半日程度時間がかかり冬季間は寒さと積雪で基本工事が難しいです。
内窓に比べると施工技術も必要になってきますので、確かな技術のある業者にお願いすることになります。
内窓の設置はどの時期でも短時間で作業が終わりますので効果の体感ができ、寒さの厳しい出窓にも設置可能です。
また、実際の窓リフォーム後の雰囲気がイメージしにくいかたは、お近くのショールームで見学することもできます。
窓にガスを入れても大丈夫?→安全です
アルゴンガスは、通常使用する場合、危険性の低い物質といえます。アルゴンは空気中に約1%含まれており、私たちも呼吸によって酸素や窒素と一緒に吸入しています。アルゴン自体に毒性はなく、低濃度であれば、吸入しても影響はありません。また、アルゴンは不活性ガス(不燃性)なので、通常の環境で他の物質と反応することや火災につながることはありません。
引用:産業用製品メーカー比較のメトリー
ガラスとガラスの間の「中空層」には通常乾燥空気が入れられますが、追加でアルゴンガスを入れることも可能です。
アルゴンガスを入れることにより、熱貫流率が下がり断熱性が上がります。ガスの有無は目視で確認することはできず、ガラス右下の記載により確認できます。
追加費用に関しては窓の大きさによって変わってきますので、希望があれば見積もり時に伝える必要があります。
4種の窓リフォーム方法の種類(先進的窓リノベ事業)

※はじめに、窓ガラスの種類はとても多く制度を利用するにあたって登録された商品のみが使えますので、リフォーム事業者とよく確認してください。
窓のリフォームにあたり、4種のリフォーム方法が提示されています。
先に結論から申しますと、内窓設置か外窓交換(カバー工法)を選択すべきだと考えます。
- ガラス交換
- 内窓設置
- 外窓交換(カバー工法)
- 外窓交換(はつり工法)
①ガラス交換
ガラス交換ですが、今使っているサッシが仮に性能が良い樹脂サッシであっても、補助金がもらえる最低の性能値はUg値(ガラス中心の熱貫流率)が1.3以下です。
>>現在付いているサッシの材質の見分けかたはこちらの記事を参照してください。

この値をクリアーするガラスは真空ガラスという、高性能だが高額という商品を使うぐらいしか方法がないです。(複層Low-Eガス入りで性能値が高いガラスも含まれます)
現在樹脂サッシが付いてないと厳しいですね…
【一般外窓用ガラス交換】
先進的窓リノベ事業 ガラス交換の断熱改修基準↓
グレード | サッシ仕様 | ガラス中央部の熱貫流率 |
S(Uw1.5以下) | 樹脂・木 | 0.77以下 |
金属とその他材料の複合 | ー(対象なし) | |
金属製 | ー(対象なし) | |
A(Uw1.9以下) | 樹脂・木 | 1.3以下 |
金属とその他材料の複合 | 0.99以下 | |
金属製 | 0.54以下 |
※LIXILのウェブサイト対象製品リストより確認済みです。
※ガラス交換でしかリフォームできない箇所は「こどもエコすまい支援事業」の内容もご覧ください。補助額は下がりますが、基準レベルの数値がゆるくなっています。
②内窓設置
内窓設置は4つの中でも1番コストパフォーマンスに優れており、補助額も大きい。
>>YKK APの一覧表が商品とグレードの種類の比較がわかりやすく感じました。
>>LIXILの一覧表も新たにわかりやすく出ました。
(>>人気の内窓インプラスとプラマードUの比較はこちらをご覧ください)
ドアについて 住宅の外皮部分にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できる建具を、原則、 「ドア」といいます。 (屋外から施錠できない建具は原則、「外窓」といいます) ただし、屋外から施錠できない建具であっても、大半を不透明材料が占める製品はドアと取り扱うことがあります。 (製品の登録過程で「ドア」として登録されます) 本事業では、ドアは補助対象になりません。 (こどもエコすまい支援事業では補助対象になることがあります)
引用:先進的窓リノベ事業 交付申請等の要件について
内窓を取り付けできるスペースがない、今と同じように窓の開閉をしたいかたは、③④の外窓交換を選ぶことになります。
内窓のグレード一覧はこちらからご覧ください↓↓
③外窓交換(カバー工法)
既存の障子を外した後に新たなカバー工法用のサッシ枠で既存のサッシ枠をカバーし、複層ガラスをはめ込んだ断熱性能の高いサッシ障子を装着します。
この方法は、既存の窓廻り外壁モルタルなどの撤去を行わずに断熱サッシを取り付けることができます。
技術知識と工程から導き出す 住宅リフォーム見積り作成の手引き/永元 博
窓の種類を変更することも可能ですので、開かない窓を換気をできる窓に一新することもできます。
※カバー工法の樹脂窓は各グレードに対応した製品があります。しかし、窓の種類やガスの有無等で多数の組み合わせがあります。
ご予算に応じてご自宅に合わせた提案をリフォーム店等にしてもらうことが良いでしょう。
LIXILのカバー工法窓『リプラス』が1分でわかる動画はこちらです↓↓
④外窓交換(はつり工法)
こちらは窓枠ごと全部取り外して入れ直す工事になります。
大掛かりな工事になりますので外壁を一緒にリフォームするような場合にこの工法を使います。メリットは窓のサイズが小さくならないという点です。
先進的窓リノベ事業の補助額

ここからは実際に「先進的窓リノベ事業(住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業等)」の補助額と対象の説明をしていきます。
グレード・熱貫流率
熱貫流率とは簡単に言うと熱の伝わりやすさになります。数値が大きい方が伝わりやすく、数値が低い方が伝わりにくいです。
熱貫流率により4つのグレードに分けられており、グレードにより補助金額が変わります。しかしグレードが良いと商品の価格も高くなります。
- グレードSS→熱貫流率1.1以下
- グレードS→熱貫流率1.5以下
- グレードA→熱貫流率1.9以下
- グレードB→熱貫流率2.3以下
例えば寒さや結露に困っている家でもグレードA程度の内窓を付けることで変化が十分にわかりますので、そこはご予算との兼ね合いになります。(私が各記事中で紹介しているインプラスのLow-Eガラス内窓はグレードAになります)←グレードSになるようです。
※グレードBはマンション等の外窓交換のみ適応、よって戸建はグレードSS・S・Aの中から選びます。
窓の大きさ
ガラス交換は1枚ごとの窓で算出。ドアについている窓は対象外。
サッシ交換は開口部1箇所の面積。開口部の測り方は横(W)✖️縦(H)で面積が求められます。>>自分で面積を求めることがこの記事を読むとわかります。
面積を求めたら、下表により当てはまる大きさがわかります。
大きさ | ガラス(1枚) | サッシ(1箇所)(内窓・外窓) |
大 | 1.4㎡以上 | 2.8㎡以上 |
中 | 0.8㎡以上1.4㎡未満 | 1.6㎡以上2.8㎡未満 |
小 | 0.1㎡以上0.8㎡未満 | 0.2㎡以上1.6㎡未満 |
極小 | 0.1㎡未満 | 0.2㎡未満 |
※小と極小は大きさの区分が違うだけで金額は同じ
参考までに私が各記事で紹介している腰高窓の内窓は
横1.7m✖️高さ1.2m程度で、表より大きさは「中」になります。(こちらの画像↓)

対象住宅のタイプについて
- 戸建住宅および①低層集合住宅
- ②中高層集合住宅
の2つに区分が分かれています。
①は3階建以下の集合住宅、②は4階建以上の集合住宅をいいます。
戸建住宅・低層集合住宅の補助額
※スマホで見る場合には左右にスクロールできます
工種 | グレード | 熱貫流率 | 大 | 中 | 小・極小 |
内窓設置 | SS | 1.1以下 | 124,000 | 84,000 | 53,000 |
S | 1.5以下 | 84,000 | 57,000 | 36,000 | |
A | 1.9以下 | 69,000 | 47,000 | 30,000 | |
外窓交換 (カバー工法)(はつり工法) |
SS | 1.1以下 | 183,000 | 136,000 | 91,000 |
S | 1.5以下 | 124,000 | 92,000 | 62,000 | |
A | 1.9以下 | 102,000 | 76,000 | 51,000 | |
ガラス交換 | SS | 1.1以下 | 48,000 | 30,000 | 8,000 |
S | 1.5以下 | 32,000 | 21,000 | 5,000 | |
A | 1.9以下 | 26,000 | 17,000 | 4,000 |
(単位:円)
戸建では内窓設置が費用対効果が高くなります。
内窓を付けたくない箇所はカバー工法の外窓交換で対応できますので、各窓に合わせた柔軟なリフォームプランを選択することが可能。
普段生活するうえで長時間過ごしたり、寒さが堪える箇所のみでも補助額合計5万円から申請できます。家の窓全部を変えなくても申請ができることがこの制度の最大の利点です。
予算に合わせて工事箇所を決められます
中高層集合住宅の補助額
マンションの窓は共用部分でも戸別に窓の交換が可能。
平成28年に国交省によりマンション管理の適正化に関する指針が告示され、その中に区分所有者の責任と負担で窓の修繕ができることが明記されています。細則の定めがなくても、各区分所有者は理事会の承認に基づいて開口部の工事が可能になりました。
※理事組合に申請し、承認される必要があります。まずはお住まいの管理組合に申請をお願いします。
引用:YKK AP ウェブサイト
YKK APのマンション用カバー工法がよくわかる動画はこちら↓
以前は共有部分であるマンションの窓は戸別の交換は不可でしたが、今は可能になりました。しかし手続きが必要なため、あまり認知はされていないようです。
内窓については専有部分に設置するため、管理組合に先に報告をして工事をすることが望ましいです。
※スマホで見る場合は左右にスクロールできます
工種 | グレード | 熱貫流率 | 大 | 中 | 小・極小 |
内窓設置 | SS | 1.1以下 | 124,000 | 84,000 | 53,000 |
S | 1.5以下 | 84,000 | 57,000 | 36,000 | |
A | 1.9以下 | 69,000 | 47,000 | 30,000 | |
外窓交換 (カバー工法)(はつり工法) |
SS | 1.1以下 | 221,000 | 151,000 | 93,000 |
S | 1.5以下 | 150,000 | 102,000 | 63,000 | |
A | 1.9以下 | 123,000 | 84,000 | 52,000 | |
B | 2.3以下 | 89,000 | 61,000 | 38,000 | |
ガラス交換 | SS | 1.1以下 | 48,000 | 30,000 | 8,000 |
S | 1.5以下 | 32,000 | 21,000 | 5,000 | |
A | 1.9以下 | 26,000 | 17,000 | 4,000 |
(単位:円)
取付の費用やオプションについて
以前ホームセンターで取付の費用を聞いたのですが、中サイズ程度の「内窓」で1箇所1万円とその時は言われました。付ける箇所が多ければ1箇所あたりの値段単価をどんどん下げる仕組みでした。
その辺りは各事業者で異なるため、見積もり時にご確認をお願いします。「外窓」の取付費用はさらに高くなります。
「ふかし枠」など各オプションについても一つ一つの窓に何が別途必要か等、採寸時に双方で現場の確認が大切になります。
ご自宅の補助金のシミュレーション
内窓を設置した際にもらえる補助金について、概算が簡単にわかるサイトもありますのでご自宅に合わせたシミュレーションをしてみてください。
内窓のグレードについての解説
内窓設置の際のグレードSとグレードAの差額は
- 小・極小で6千円
- 中で1万円
- 大で1万5千円
となります。付けられて差額以上にお安くなればグレードSが良いですね。
なお、
- 引き違い窓は横にガラガラと開ける窓
- FIX窓は開かない窓
- 開き窓はレバー等で外に開く窓(内窓は内側に開く)
になります。
標準での内窓の複層ガラスの厚さはガラス3㎜+ガラス3㎜+中空層が12㎜で合計の総厚が18㎜になります。(内窓は総厚18㎜が標準)
見えにくい型ガラス・すりガラスにしたい場合や、防音(コインシデンス効果対策)でガラスの前後の㎜数を変えた場合、中空層の厚さが変わることになります。
- ガラス3㎜+ガラス4㎜+中空層11㎜→合計18㎜
- ガラス3㎜+ガラス5㎜+中空層10㎜→合計18㎜
ここからは内窓人気2社のグレードを解説していきます。
インプラスのグレードSS
- 引き違い窓→真空ガラス
- FIX窓→真空ガラス
- 開き窓→対象外
真空ガラスのインプラスの完成品はありません。このため、リフォーム事業者等や工務店にガラスを別注してもらい、それをインプラスの枠にセットすることになります。
※インプラスには樹脂スペーサー付きの設定がありません。こちらも付けたい場合は特注になります。(LIXILお客様センターにて確認)
真空ガラスは高額なので内窓にはそこまで必要ないかと…
インプラスのグレードS
窓種 | ガラス種 | アルゴンガス | 中空層 |
引き違い | Low-E | ガス入り | 8㎜以上 |
ー | 12㎜以上 | ||
FIX | Low-E | ガス入り | 7㎜以上 |
ー | 10㎜以上 | ||
開き | Low-E | ガス入り | 11㎜以上 |
インプラスは引き違い窓とFIX窓が中空層が確保できればアルゴンガスが入ってなくてもグレードSになるのでお得です。
インプラスのグレードA
窓種 | ガラス種 | アルゴンガス | 中空層 |
引き違い | Low-E | ー | 5㎜以上 |
複層 | ガス入り | 9㎜以上 | |
FIX | Low-E | ー | 5㎜以上 |
複層 | ガス入り | 7㎜以上 | |
ー | 11㎜以上 | ||
開き | Low-E | ー | 5㎜以上 |
複層 | ガス入り | 7㎜以上 | |
ー | 11㎜以上 |
FIX窓や開き窓はLow-Eではない複層ガラスでもガスなしで中空層が11㎜以上あればグレードAになります。現在Low-Eの窓が付いていて、日射取得量を減らしたくないかたはこちらを使うと良いですね。
LIXILの内窓対応製品表の3ページを引用しました。
プラマードUのグレードS
プラマードUのグレードSSは対象はありません。
グレードSは以下の表になります。
窓種 | ガラス種 | アルゴンガス | 中空層 | 樹脂スペーサー |
引き違い | Low-E | ガス入り | 9㎜以上 | ー |
FIX | ||||
開き | 12㎜以上 | 必要 |
非常にわかりやすいですね。インプラスと違いアルゴンガス入りが求められます。
プラマードUのグレードA
窓種 | ガラス種 | アルゴンガス | 中空層 | 樹脂スペーサー |
引き違い | Low-E | ー | 9㎜以上 | ー |
複層 | ガス入り | 12㎜以上 | 必要 | |
FIX | Low-E | ー | 9㎜以上 | ー |
複層 | ガス入り | |||
開き | Low-E | ー | 9㎜以上 | ー |
複層 | ガス入り | 12㎜以上 |
Low-Eではない複層ガラスの場合、アルゴンガス入りであることが求められます。
一覧表確認時のご注意を必ず確認してくださいとのことです。
まとめ:お得な補助金制度を使い快適な暮らしを
- こどもエコすまい支援事業
- 給湯省エネ事業
- 先進的窓リノベ事業
この記事ではいよいよ始まる3省連携の住宅省エネ2023年キャンペーンについて解説しました。
特に先進的窓リノベ事業については大盤振る舞いですので、チャンスタイムを逃さないように制度を上手に活用しましょう。
節約家のかたも今先行投資することにより継続的に光熱費の差額を得られますので検討の価値は十分あります。
個人的には親兄弟親戚から友人、同僚まで誰にでもおすすめできる素晴らしい補助金制度ができたと感じています。早いもの勝ちですのでぜひリフォームを検討してみてください。
どこにリフォームを頼めば良いものか?と前向きに考えたいかたはこちらの記事もぜひご覧ください。
>>窓の断熱リフォームおすすめは?信頼の業者選びは【一括見積もり!】

最後までご覧いただき、ありがとうございました。